Salesforce導入企業へ|ERP化で在庫・受注管理を効率化する方法

はじめに

Salesforce導入企業では、顧客管理や営業支援(CRM/SFA)によって営業効率を向上させる一方で、在庫や受注管理は別システムで運用しているケースが散見されます。しかし、基幹業務を複数システムに分散すると、データの断片化・手作業によるデータの同期・工数増大といった課題が生じやすくなります。その結果、従来のシステム運用から抜け出せず、せっかく導入したSalesforceがフル活用されず、期待した効果が得られない可能性があります。

本稿をお読みいただくことで、Salesforce導入企業が従来のシステム機能をSalesforceに移管・ERP化することにより、複数システム運用から脱却とSalesforceのフル活用で業務効率化を行いSalesforceを単なるCRM/SFAにとどめず、ERPとして在庫〜受注までを一気通貫で管理し、業務コストを削減する具体的手法を学べます。

現状分析

従来システムとSalesforceの二重運用問題

ビジネスを営む場合、見積・納品・請求などの業務は在庫商品・無在庫商品に関わらず発生します、また在庫商品を扱えば、在庫管理・入出荷管理・なども必要になります。SalesforceはCRMなので標準機能としては「見積」機能までしか備えておらず、納品書・請求書などの帳票も出力する機能はありません。これにより多くの企業では従来より使用していた販売管理システムはそのままに、Salesforceで顧客管理・営業管理の機能を追加し運用しようとします。もちろんこれは導入プロセスや導入意義としては正しいことで、「餅は餅屋」のように各システムで得意分野を担当する運用方法です。しかし実際に導入された現場では第一印象として業務負荷が増えたように感じます、なぜなら従来までの販売管理システムで業務自体は滞りなく回っていたのに、Salesforceの運用(入力業務)が追加されるためです。もちろんきちんと運用すれば売り上げアップの結果が出て無駄な業務追加ではない事を理解でき、運用が浸透していきますが、この運用が上手く回り出すまで、多くの導入担当者が苦労しています。(実際にSalesforce 運用などで検索すると多くの記事がヒットします)

Salesforceの入力問題

現場で運用が上手く回り出すまでの間、Salesforceがどんな状況になるでしょうか。Salesforceはデータを入力することがスタートです、顧客情報や商談の状況・金額・完了予定日など基本的な情報が揃って初めて効果を発揮します。しかし日々多忙な現場で従来システムと二重運用していると、どうしてもSalesforceの入力作業が後回しにされがちです、後回しにされるだけでその後きちんとデータ入力されればまだいいのですが、どうしても入力忘れが発生します。するとSalesforceのデータが正しいのか誰にも分からないカオスな状態となってしまい、データが信用できない→データを見ない→運用が進まないという悪循環に陥ります。

現場が求めているもの

では現場はどのようなシステムを望んでいるのでしょう、それは従来より自分たちの業務が「効率化できるシステム」「業務が楽になるシステム」です。業務フローを考えてみると、基本的なデータとしての顧客情報・金額・完了予定日などは遅くとも見積段階では入手しており、その内容をもとに見積が作成されるはずです、つまり現場としては販売管理システムで見積作成後に同じ内容をSalesforceに二重入力させられていると感じるのです。これでは自分たちが求めている物とは真逆となってしまいます。

解決策

Salesforceに販売管理のシステムを追加し、Salesforceを基幹システム化することができれば、まず第一段階のシステム二重運用から脱却できます、さらにそれらの機能が従来より効率的であればスムーズに運用が行われていきます。

ご紹介:この課題を解決するSalesforce AppExchangeアプリのご案内

さてここまで記事をお読みいただきありがとうございます、ここから弊社の開発した「ERP Platform for Salesforce」のご紹介をさせてください。

今記事を書いている私は、Salesforceに出会って11年、ユーザー・マネージャー・そして現在は経営者としてSalesforceを使用し、ユーザーから見たSalesforceや運営サイドの苦悩・苦労も全て味わってきました。

11年前Salesforceに出会った時、初めて営業の仕事を始めSalesfroceに出会い、営業を科学する事で面白いように結果が出たのが衝撃で、起業の際、最初にお金を使ったのもSalesforceだったのを鮮明に覚えています。

起業して5年、販売業を営む中でずっとシステムの2重運用に非効率さを感じ、問題を解決するためAppExchangeでアプリを探しましたが、満足のいくアプリを見つけられず。次にパートナーさんに相談しアプリ開発を試みましたが、忙しい中で完璧な要件書を書くことが難しく、やはり最後まで満足のいくシステムにするのは難しかったです。最後に辿り着いたのが自力開発の道です。もともとプログラム関係は好きだったこともあり、丸々1年かかりましたが、満足のいくアプリの開発が完了しました。さらに同じ悩みを持つ方は必ず居るはずだ!と思い立ち、開発したアプリをAppExchangeで販売することを決定、運用サポートと共にお客様の課題解決を進めています。

ERP Platform for Salesforceは在庫管理と注文・見積・納品・請求・返還請求書といった基本的な帳票出力、仕訳の自動作成などを盛り込んだ販売業向けのオールインワンパッケージです。ご興味いただけましたら下記リンクよりさらに詳細なご紹介ページをご覧ください。 価格:ユーザーあたり¥2,000/月

https://www.factoryinnovation.co.jp/ERP_Introduction


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