">
Matterport
2025.07.11

Matterportの撮影、買うべき? それとも頼むべき?

Matterportの導入を検討している方へ

「カメラを買うべきか悩んでいる」「現場に行ってスキャンする時間がない」 そんな時は、お気軽にご相談ください。撮影サポート・操作代行、データ取得支援・図面出力、企業様のワークフローに合わせた柔軟な対応可能です。空間スキャンに10年以上携わっている熟練スタッフが対応します。

目次

◆ はじめに:Matterportの存在は知ってる。でも…

「Matterportって便利そうだけど、カメラ買ってる時間ない…」
「実際、誰かに撮影してもらえる会社ってないの?」

そんなお悩みを抱えてこのページにたどり着いた方、多いのではないでしょうか?

この記事では、Matterport を自分で撮影するか、それとも誰かに頼むか、それぞれの選び方をわかりやすくご紹介します!

◆ Matterport って何がスゴいの?

Matterport(マーターポート)の「すごいところ」は、簡単に言うと“空間を丸ごとデジタル化できる”**ことです。特に以下の点が優れています:

✅ 1. 空間をまるごと3Dスキャンできる

専用のカメラ(例:Matterport Pro3)で建物の内部を撮影するだけで、3Dモデル+360°ビュー+平面図が一度に作成されます。
→ 建築・不動産・工場・施設管理など、さまざまな業種で重宝されています。

✅ 2. 誰でも簡単に使える操作性

iPadやスマホアプリで簡単に操作できます。カメラを設置してボタンを押すだけでスキャンが始まります。
専門知識がなくても利用可能なのが魅力。

✅ 3. まるで現地にいるようなバーチャルツアー

Googleストリートビューのように自由に動き回れる「ウォークスルー表示」ができます。
→ 住宅の内覧、工場の下見、観光施設の紹介などにぴったり。

✅ 4. 寸法計測もできる

3D空間上で距離や高さを測定できます。ミリ単位での正確な計測が可能です。
→ 現地に行かずに作業計画や設計ができる。

✅ 5. クラウド上で共有・編集できる

スキャンしたデータはクラウド上にアップされ、URLを共有するだけで誰でも閲覧可能。
→ チームやクライアントと遠隔でもスムーズに情報共有できます。
※工場や工事現場など秘匿性の高い空間は多要素認証でアクセスを制限するオプションもあります。

✅ 6. 平面図・点群データ(E57)も出力可能

スキャンデータから2D図面やBIM/CAD向けの点群データをエクスポートできます。
→ 建設・測量・設計業務でも活用できます。

つまり、「空間の記録・共有・確認」がとても効率的になるのがMatterportの魅力です。


下記は商業施設をMatterport Pro3カメラで撮影したデータです。床をクリックすると屋内外を自由に歩き回ることができます。

📸 自分で撮影する場合のメリット・デメリット

◎ メリット

  • カメラがあればいつでも何度でも使えるので長期的に見ればお得

  • 社内にノウハウが蓄積される

  • 撮影タイミングも自由に調整できる

△ デメリット

  • カメラ本体だけでも100万円単位の初期投資がかかる

  • 撮影ノウハウ、操作スキルが必要

  • 導入が浸透しない場合、無駄な投資に終わってしまう可能性がある。

🙋‍♂️ 誰かに撮影してもらう場合のメリット・デメリット

◎ メリット

  • 撮影からクラウド操作まで全部任せられる

  • 短納期でも柔軟に対応可能

  • 現場の状況に合わせた最適な撮影ルート・設定を提案してもらえる

  • 撮り直しやミスが起きにくい

△ デメリット

  • スポット対応には費用がかかる(ただしカメラ購入よりは安いことも)

  • 撮影スケジュールの事前調整が必要になる

  • 「明日すぐに撮影したい」に対応できないケースが多い

🤔 どっちが向いてる?タイプ別おすすめ

あなたの状況向いている手段
初めてMatterportを使う喫緊のプロジェクトが迫っているのであればプロに任せるのがおすすめ。ただし今後自社にノウハウを貯めていきたいのであれば人員を配置して、教育していくことも併せて検討しましょう。当社では教育も実施いたします。
現場が多くて忙しい複数の現場撮影を短期間で終わらせたいならプロに任せる方が効率的。ただし継続して多数の現場を撮影していくなら、カメラを購入して各支店に配置したほうが、中長期的にはコストメリットが出るでしょう。
自社に技術者がいるカメラを買って、自社で撮影することをおすすめします。大きなプロジェクトの際には自社の技術者を中心に、外注スタッフを巻き込んだチームでの撮影を行うと良いでしょう。
定期的にスキャンしたい自社運用も検討の価値ありです。ただし頻度が少ないのであれば外部のプロに撮影を依頼する。

※注意:いずれの場合もMatterportクラウドの契約は自社で行って下さい。撮影会社のクラウドを利用することは、Matterportの規約上「サブライセンス(また貸し)」に該当し、禁止されていますのでご注意ください。

ファクトリー・イノベーションでは適切なクラウドプランの選定と運用をお手伝いしています。

💡 撮影は自社?外部?──選択肢は柔軟に

Matterportはとても便利なツールですが、「自分たちで撮影・運用するのはハードルが高い」と感じるケースも少なくありません。
そんなときに、柔軟にサポートしてくれる事業者がいると安心です。

たとえば…こんな選択肢もあります。

  • カメラは買ったが撮影できる人がいない → 自社が保有するMatterportカメラを貸与して専門の外注スタッフに撮影を依頼

  • 撮影後のデータ処理が不安 → クラウド操作・データ出力支援を外部に依頼する

  • 図面が欲しい → MatterportからE57形式/ASCII形式の点群を抽出して

ファクトリー・イノベーションはこうした導入支援や撮影のご相談を承っています。
気軽にご相談ください!

Matterportの導入を検討している方へ

「カメラを買うべきか悩んでいる」「現場に行ってスキャンする時間がない」 そんな時は、お気軽にご相談ください。撮影サポート・操作代行、データ取得支援・図面出力、企業様のワークフローに合わせた柔軟な対応可能です。空間スキャンに10年以上携わっている熟練スタッフが対応します。

  • 記事を書いた人
    皆川要

    外資系3次元測定器メーカーFAROにて法人営業を担当後、3Dソリューション営業の経験と知識を活かし、ファクトリー・イノベーション株式会社を設立。建設業・製造業・不動産などのDXを具体的な形で提案しています。

Matterport、その他お問い合わせについて、お気軽にご相談ください